投稿日:2010-04-20 Tue
行ってきました。今週末から開始される平城遷都1300年祭の
平城宮跡のイベント会場。
9月に歴史体験工房として参加する関係で、
内覧会の招待状をいただいて、
ちょうどお休みの日と重なったので、
一足先に見学してきました。
ただ、今日は朝から雨。
最初に見学した「平城京歴史館」は、どしゃぶり。
復元された遣唐使船も傘をさしながらでした。

館内の映像で、びっくりしたのが、
当時の平城京を復元したリアルな映像。
「おおーすげー」って感じでした。
ただ、4種類の映像コーナーがあったのですが、
映像のタッチがそれぞれバラバラ。
ま~いろんなパターンの映像を見れるから、
良いのかもしれないのですが、
当時の平城京を映像を見ながら知ってもらうという主旨なら、
統一した感じでもよかったのでは?と思いました。
阿倍仲麻呂の説明も二重になっているところもあったし…
ま~あれこれ感想を言うのは、簡単なのですが、
少し気になったので。
あ~それと、もうひとつ。
看板などの文字には、英語や中国語、ハングルなどが
併記されていて、テーマの「東アジアの中の奈良」
を意識していたのに、
肝心の映像の中は、日本語のみ。
外国語に対応している機器の案内もなかったようなので、
日本語わかんないと、映像もサッパリ?
ま~日本人だけでいいのか!?
と思いました。
それはさておき、歴史館の次は、各イベント会場の見学、
8月に出展する交流ホールの見学や
9月に出展するなりきり体験館の見学など。

なりきり体験館では、発掘体験も実施。
以前、スタッフの方に聞いたら、
兵庫県立考古博物館にある発掘体験コーナーを参考にしているとのこと。
実際に見ると、兵庫のものは、ゴムの大きめのチップを土に見立てていたのに対して、
こちらのは、プラスチックの小さいチップ。
掘り出す遺物のレプリカも、兵庫は子ども向けのおもちゃって感じのレプリカだったのですが、
こちらは、結構リアルなレプリカ。

ただ…
このタイプの体験は、正直、実際の発掘とは似て非なるもの。
「みんなで、土器を掘り出してみよう!」なら良いのですが、
これを実際の発掘と思われるとね…
土を見るって視点がないしね。
フワフワのチップ中から、まるで田んぼの泥の中から、
土器を掘りだす感じ。
行く機会のある方は、是非体験してくださいませ。
体験自体は、楽しかったりするかも?
その他、会場を走るトラム。

移動に疲れた方は、こちらに乗ってください。
もちろん大極殿も見学。
存在感のすごさに、唖然。
こりゃすごいわ~

この頃には雨もやんで、いい感じに。
朝10時すぎから、スタートしてほぼ1日会場にいました。
やはり平城宮跡は広い!
結構歩いて、いい運動になりました。
いろいろ感想を書きましたが、
やはり、生で見ないと。
遠方の方も、この機会に一度は、
奈良へおこしください~。
で、感想を聞かせてください!
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