一時、橋下知事の一連の改革の影響で、廃止の危機にあったところです。
何とか、廃止という悲しいことは回避できましたが、
依然、危機はそこにあるという状態。
ま、今日はそんなシビアな話ではなく、この博物館で開催されている企画展の見学に行ってきたのです。
タイトルが「鉄道発掘物語」
なんでまた?と思う人も多いでしょう。
確かに、この博物館は日本でも唯一の弥生文化を扱う博物館。
弥生時代に、鉄はあっても鉄道などあるはずもありません。
実は、最近の発掘調査で見つかった近代の鉄道の跡を紹介した展示なのです。
出土したレールや鉄道の中で使った土瓶、電車に付けた行き先の看板などを展示。
それを形や文字の変化から、どのように変化してきたかを紹介する内容。
考古学的な考え方を知るには、身近な存在、またファンの多い鉄道を使うというのは、
なかなか素晴らしいアイデア。
何で鉄道やねん!という批判をする人もいるとは思いますが、
単に弥生文化というだけにとらわれず、たまにはこういう変化球で、
チャレンジしていくことは、賞賛すべきことだと思います。
(当然、弥生文化の紹介という本筋を守った上での話です)
でも、ただレールやレンガを置いているだけなら、
ただのどこかの総合博物館の近代の展示とおなじ。
今回の企画展がおもしろかったのは、考古学的な考え方を見せていることに加え、
それぞれの展示物をとりまく研究者の背景を紹介をしていること。
こう書くと、面白くないようだけど、思わず「ほっこりするエピソード」があったり、
見た目には「もの」を展示しているけれど、
その裏にある研究者、なぜ研究するようになったか、
人と人のつながりの中で、この展示物がここに来たお話などなど。
「企画展詳細へ」のリンク先の汽車の前の少年も、とある文化財研究機関の部長さんだったり。
(個人的に持っていた写真を提供されたそうです。)
企画展詳細へ
百聞は一見にしかず。
展示は、来週には終わってしまうのですが、一度見てください。
面白いから。
私は、個人的に今回の展示を企画された方を知っているのですが、
さすがやな〜と改めて感服しました。
秋は、いろんな博物館で、いろんな特別展が実施されると思います。
どこの展示も、こんな感じなら、博物館を廃止!
なんて声も消え去ると思うやけどな〜
そんなことも感じた1日でした。
人気ブログランキングへ!クリックお願いします



